タイには電子タバコ規制条例があります。
アイコスやglow、vapeなどを含めた各種電子タバコはタイ国内での使用や所持が禁止となっております。
「日本人=電子タバコ」と言う考え方の警察官も多く、夜にたむろしてる日本人は標的にしやすいとの話を聞いています。
タイでは完全禁煙なお店が多く、喫煙所を探すのが難しいのが現状で、その結果路上や路地裏でこっそり喫煙される方がいるようです。
また取り締まりではニセモノの警察官もいるので注意が必要です。
それでは詳細の内容については以下から説明します。
罰則について
タイで定められている現在の罰則は以下の通りです。
懲役10年以下、もしくは罰金50万B以下または両方が適用されます。
取り締まりを受けた場合
罰則規定はありますが、警察官によって対応が様々なので必ずルール通りになるとは限りません。
ここで大事なことは違反を素直に受け止め、その警察官とどのように進めていくか話して行きましょう。
ケース1
その場で罰金を要求される。罰金は2,000〜10,000Bなど警察官の裁量によって決まります。
またこの場合の取り締まりでは、記録として残されないことが多いので、基本的には警察官のポケットマネーになることが多いようです。
その時に所持金がなくても近くのATMを教えてもらったり、連れて行ってもらえたりもします。
警察官のポケットマネーになるのに違反を受けた方の大半は支払いに応ますが、それにはワケがあります。次のケース2で解説します。
ケース2
逮捕です。警察署に連行され取り調べが始まります。平日であれば速攻で裁判所で罰が下されますが、土日を挟む場合は裁判所が開く平日まで勾留になります。
最悪の場合、帰国に間に合わない可能性があります。なので、見つかってしまった場合はその場での罰金に応じる人が多いのが現状なのです。
注意!ニセモノの警察官もいる!
警察官を装った取り締まりもあります。タイの警察官は基本的に制服を着て取り締まりを行っていますが、私服で取り締まりを受けた場合は注意が必要です。
怪しいなと思ったら以下のポイントを探してみて下さい。
- 制服を着ているかどうか
- 近くに警察車輌があるのか
- 他の警察官はいるか
- 場所移動する際警察車輌なのか、徒歩の場合人気の多い場所なのか
- 拳銃を所持しているか
1つでも当てはまらない場合は怪しい可能性があるので注意しましょう。
タイに持ち込んでしまった場合
持ち込まないことが最善ですが、万が一タイに電子タバコを持ち込んでしまった場合は絶対外に持ち出さず、ホテル内の金庫やスーツケースにきちんとしまっておきましょう。
また電子タバコを廃棄するのも一つの手段ですが、電子タバコは電気品になるので、適切に廃棄するようにお願い致します。
またよくあるケースとしては、空港での免税ショッピングで安いからと言う理由で購入してタイに持ち込んでしまうパターンもあります。
タイの空港では到着時にランダムで抜き打ちで検査を行っておりますのでご注意ください。
最後に
いかがでしたか。
タイでは電子タバコが禁止されているので、厳しい罰則があります。
タイに行く前には禁止物を持っていないか、また空港での免税店での購入にも気をつけながら、手荷物やスーツケース内もしっかりと確認してから出国しましょう。
コメントを残す